今までにない「おりものケア」アイテムを作りたい！第3回 ワタファク商品開発会議レポート

ワタファクでは、デリケートゾーンのお悩みを解決するアイテムを開発するために、みなさんと定期的に商品開発プロジェクトを実施しています。

第3弾は「おりものシートに代わるおりものケアアイテム」。

おりものによる不快感を少しでも軽減するために、おりものシートを使っている人も多いと思います。でも従来のおりものシートが合わなくて悩んでいる方もいるのでは？

なんと15種類以上のおりものシートを展開している小林製薬ですが、「もっといいおりものシートを…！」という探究が止まりません。

ワタファク会員の方にもご参加いただき、2024年1月に開催した「新しいおりものケアアイテム開発会議」の模様をレポートします。

おりものシートの「ズレ」や「ヨレ」が不快感の原因？

まずは、普段からおりものシートをお使いのみなさんに「今使っているおりものシートに満足してる？」をテーマにディスカッションしました。

圧倒的に多かったお悩みが、おりものシートの「ヨレ」と「ズレ」。

おりものシートがヨレたりズレたりするとどうなる？

「クシャッとヨレて、端がデリケートゾーンに当たって痛い」

「粘着部分が肌に当たって不快感」

このコメントにみなさんから「わかります」と共感の声が上がりました。

どんなシチュエーションでヨレたりズレたりするのでしょう？

「汗をかくと剥がれて落ちちゃう」

「とくにお風呂上がりは、湿気があるせいか剥がれやすい」

「クロッチ部分が幅広のショーツに貼るとズレやすい」

よくある場面について教えていただきました。これに対し「履くショーツに合わせておりものシートを使い分けている」と教えてくださった方もいました。そして多くの方から「もっと粘着力がほしい」というご意見をいただきました。

そのほか「おりものが多い日に少し染みちゃうのが気になる」という吸水面でのお悩みや、「毎日おりものシートのゴミがでることがストレス」という環境について考えられたご意見もお話ししてくださいました。

新たなコンセプトをもとにディスカッション

続いて新商品のアイデアのコンセプトシートを配布。小林製薬の開発担当者からコンセプトについて説明しました。

そのコンセプトに対し、どんなものをイメージしたのかを書き出していただきました。

「こんなイメージかな？」

「こういうものだったら使ってみたいかも」

「ふわふわしてそう」

「日常的に使うには少しハードルが高いかも」

みなさんの想像力に感動しながら、ディスカッションが盛り上がりました。

いくつかの試作品も触っていただきました

さまざまなご意見を出していただいたあとは、小林製薬の開発担当が用意していた試作品を披露します。なんと全くパターンの異なる6種類です。

ご参加いただいたみなさん、興味津々に試作品に触れて感想を伝えてくださいました。

「捨てるときはどうするんだろう？」

「この素材だと単価が高くなりそう？」

と質問が相次ぎます。

いくつかの試作品を紹介する中でこんなポジティブなお声もありました。

「このタイプなら試してみたい」

「売ってたら一度は買って試すと思う」

「おりものが多い日におりものシートと併用して使いたい」

「持ち運びがラクそう」

「毎日でも使いたい」

でも、もう少しこうだったらいいな、という声もたくさんいただきました。

「今まで見たことがないタイプなので自分に合うかどうか不安」

「ちょっと頼りないかも」

「もっとこうだったらいいかもしれない」

最後に、どのタイプなら使ってみたいかを1つ選んで挙手で投票してもらいました。人気は大きく2つに分かれましたが、みなさんが選んだ理由も聞かせていただき、参考になるご意見をたくさんいただきました。

貴重なご意見が多数寄せられ、小林製薬の担当者も改善の余地がたくさんあることを感じられたひとときでした。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

今回いただいたご意見をもとに2024年の夏頃までにコンセプトをブラッシュアップして、秋以降に商品開発を進めていきます。

また進捗をご報告したいと思います。

今後もワタファクでは、「こんな悩みを解決してほしい」「こんな商品があったらいいな」など、みなさんのお悩みをもとに商品開発を進めていきます。

ご意見・ご要望がありましたら、ぜひコメント欄に書き込んでくださいね。